北海道自然観察協議会は自然観察指導員の集まりです。

北海道自然観察協議会

 

2007年8月の行事一覧

2007年度地方研修会2西岡公園

開催日 2007年08月25日(土)
観察地札幌市豊平区 西岡公園
テーマ 札幌に生きる水生昆虫
横山透さん(北海道トンボ研究会)を講師に迎え、好天の中で有意義な研修会を実施することができました。

午前中はフィールドで幼虫や成虫の採集を行いました。

その結果7種の成虫と5種の幼虫(ヤゴ)を確認しました。

成虫はノシメトンボ アキアカネ ナツアカネ マユタテアカネ コオニヤンマ ルリボシヤンマ オニヤンマで、幼虫はコオニヤンマ、ホンサナエ コシボソヤンマ エゾコヤマトンボ ニホンカワトンボです。

採集したトンボの特徴や生態について、横山さんから説明を受けていると、通りかかった親子連れの方が興味を示して、一時臨時観察会のような形になりました。

午後は、管理事務所の会議室での研修です。

採集したトンボの見分け方や生態の特徴などについて説明を受け、その後質疑応答になりました。

似ているトンボの見分け方、種類による生態の違い、環境の指標としての役割、温暖化の影響など多くのことを学びました。
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すっかり童心に返っています
午前の成虫採集の一コマ
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これ、これかい、 ちょっと違うよ
なんの幼虫だろう

ノシメトンボ
背中にとまって餌を食べています

コオニヤンマのヤゴ

いろいろの水生生物
採集の成果です
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それはコオニヤンマの幼虫です
最終成果のまとめ
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水生昆虫の種類は環境を表す指標でもあります
変化により温暖化の影響を見ることもできます
2007年8月25日