2016年1月の行事一覧
第15回 冬休み雪氷観察会「親子で楽しむ雪の観察会」
開催日 | 2016年01月09日(土) |
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観察地 | 札幌市北区 北海道大学キャンパス内 |
テーマ | 自由研究に役立つ雪の観察方法を教えます |
気温-2.2℃、天気は曇り時々雪という雪氷観察会にはちょうど良い天候の中、午後1時北海道大学クラーク会館前に集合し、中央ローン広場の雪原にて観察会を約90分間行いました。開始直後より雪が降り始め、まずはルーペを使って降雪結晶の観察を行いました。雲粒が付いた結晶が多い中、綺麗な樹枝状結晶も見られ、参加者の中には写真を撮る人もいました。続いて積雪の層構造を観察し、温度や密度を測定するなど、科学的な測定もしました。この日の積雪は22cmしかなく、積雪の観察としては見応えの少ない雪の状況でした。また、広場の中で積雪が最も深い場所を探してみたところ、28cmしかない状況で今年の雪の少なさを実感する結果となりました。次に、目隠しをしながら雪原歩行をしたり、雪の中からみかんを探したりして、手や足で雪を体感しました。最後に、金属の熱伝導を利用して氷を融かす「アイスモールド」という装置で、雪の形をした氷のペンダント作りを行いました。このペンダントはお土産として好評でした。 参加者が小学校低学年だったので、科学的な視点から雪を観察するというところまでは行きませんでしたが、身体を動かしながら雪を感覚で観察することができたようで、参加者は貴重な体験をしたことでしょう。 | |
樹状結晶が見えた |
降ってきた雪の形は |
雪が少なく草が出てきたよ |
雪の重さを測って |
2016年1月9日