北海道自然観察協議会は自然観察指導員の集まりです。

北海道自然観察協議会

 

2007年9月の行事一覧

報告 「平岡公園」観察会

開催日 2007年09月09日(日)
観察地 札幌市清田区 平岡公園
テーマ はらっぱに造った湿原の変わる様子を観察する
8月29日道新市内版に平岡公園人工湿地が大きく紹介されました。

観察会にも問い合わせがあり、記事の影響力の大きさと、読者の人工湿地に対する関心の高さを感じました。

観察会には予想通り多くの参加があり、広範囲(札幌全地域と北広島)から参加されていました。

観察会で見られたものや話
ヤマブドウの実、体の半分が引き裂かれ頭部のないネズミの死体、ルリミノウシコロシの実、コクワなど。

人工湿地でトチカガミの涼やかな白花、エゾヒツジグサの花など。

先日の研修会で仕入れたトンボの産卵の話。

雑木林ではアクシバの赤い実、ナツハゼの黒い実、炭焼窯跡でコナラの株立ちの話、アキノギンリョウソウ、ニホンカナヘビのつぶらな瞳など。

解散の時の参加者の笑顔で楽しんでいただけたかな!と思っています。

コナラがあります
この辺がコナラの北限です

ヨシ原を進みます
木道からはずれないように

サワフタギ
瑠璃色の実がすてきです

ヤブガラシ
藪を枯らすほど強いと言われます

トチカガミ
茎が太いので雌花かもしれません

ばらばら事件です
被害者ネズミ、犯人は?

もしかして新種?
カビに覆われたエゾゼミでした

トノサマガエル
じっと獲物を待っています

湿原もそろそろ夏の終わりです

どんな植物があるか良く見てみよう

エゾヒツジグサ
中心部が黒いです

ギンリョウソウモドキ
アキノギンリョウソウとも言います
2007年9月9日