2008年5月の行事一覧
- 05/02 報告 カタクリ観察会
- 05/03 報告 「旭展望台」観察会
- 05/04 報告 「道庁・植物園」観察会
- 05/10 報告 「春の手稲山」観察会
- 05/11 報告 「春の円山公園」観察会
- 05/11 2008年度地方研修会1西岡公園
- 05/17 報告 季節による植物の変化を楽しもう
- 05/17 報告 「濃昼山道」観察会
- 05/17 報告 「春の紋別岳」観察会
- 05/18 報告 モエレ沼公園の桜の森とイサム・ノグチ
- 05/18 報告 「春の錦大沼」観察会
- 05/24 報告 「谷藤川渓谷」観察会
- 05/25 報告 「屯田防風林」観察会
- 05/31 報告 「半月湖」観察会
報告 「屯田防風林」観察会
開催日 | 2008年05月25日(日) |
---|---|
観察地 | 札幌市北区 屯田防風保健保安林 |
テーマ | 屯田防風林の帰化植物 |
朝から降り出した雨も開催直前には上がり、少し肌寒い観察会となりました。 観察会前半は、植生(草本、樹木)、野鳥を観察。 後半は、帰化植物セイヨウタンポポと在来種エゾタンポポのモニタリング調査を、参加者の皆さんと一緒に行いました。 今年は例年より2週間ほど開花の時期が早く、防風林内でもその影響がありました。 はじめに改良ポプラ、ドイツトウヒ、イボタノキを観察。 道路を横断して森の中へ、林内ではミヤマキンポウゲ、ズミ、オドリコソウ、マイヅルソウなどが見ごろでした。 また、自生種と思われる珍しいシロヤナギ(ヤナギ科)の大木なども観察してもらいました。 モニタリング調査は、9ブロックを3班で分担してエゾタンポポ、セイヨウタンポポ、交雑種の株数を数えました。 家族ごとに分かれた班は、最初少し戸惑い気味でしたが次第に馴れ、それぞれ役割分担するなど楽しそうでした。 調査結果は、総個体数349株に対して、エゾタンポポ33株、セイヨウタンポポ63株、交雑種253株の割合でした。 一般参加者の協力により調査した結果が、エゾタンポポの保護に生かせるよう今後も調査を継続してゆこうと思っています。 |
2008年5月25日