2006年10月の行事一覧
- 10/01 2006年度地方研修会錦大沼総合公園
- 10/01 報告 「利根別自然休養林」観察会
- 10/07 報告 「目名川」観察会
- 10/08 報告 「北大構内」観察会
- 10/15 報告 「秋の円山公園」観察会
- 10/21 報告 「医療大学薬草園」観察会
- 10/22 報告 「大谷地の森公園」観察会
- 10/27 第389回 NACS-J自然観察指導員講習会・北海道
- 10/29 報告 「晩秋のウトナイ湖」
- 10/29 報告 「渡り前集結の鳥たち」観察会
報告 「医療大学薬草園」観察会
開催日 | 2006年10月21日(土) |
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観察地 | 当別町 医療大学薬草園および背後の丘陵地 |
テーマ | 紅葉の丘を散策しよう |
会場は医療大学の薬草園とそこに続く緩やかなアップダウンのある林です。 薬草園には、珍しい植物とともに野山で普通に観察される植物も見られ、参加者は生薬独特の名称や薬効について記されたボードを興味深そうに読んでいました。 この日の参加者は、一般と指導員あわせて38名。2つのグループに分かれて、散策しました。 開会前には、雨もよいの空も歩き始める頃には日もさしてきて、展望台からは山々のシルエットが遠望できました。 紅葉が美しいハウチワカエデ、赤い実の鮮やかなアクシバ、マムシグサ、形のおもしろい実が見られるヤマシャクヤク、オオカモメヅルが参加者の嘆声を誘いました。 地面には、このコースに多いキハダやシナノキ、オオバボダイジュの実がたくさん見られました。 時には、コクワやヤマブドウの実を分け合って、秋の実りを舌でも味わいました。 斜面にはシダやコケも多数見られ、広葉樹の変化に比べて鮮やかな緑を保っている植物の姿に参加者同士の話がもりあがりました。 コースは、やがて林から出て、砂利道のコースへ進み、そこで一旦休憩・・・とそこへ、ふっくらと太ったタヌキがとことこと走っていきました。 両脇にエゾゴマナ、ヨシ、タラノキ、ノリウツギ等が見られる道を進んで元の薬草園へ戻りました。 この日の参加者は観察に馴れた方が多く、お互いにたくさんの情報を交換し合って楽しく観察してきました。 |
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マムシグサ(コウライテンナンショウ) サトイモ科 |
コクリュウ ユリ科 オオバジャノヒゲの園芸品種 |
そこに見えるのは、なんでしょうか? |
2006年10月21日