2010年5月の行事一覧
- 05/03 報告 「たんのカタクリの森」観察会
- 05/04 報告 「道庁・植物園」観察会
- 05/09 報告 「恵庭公園」観察会
- 05/09 報告 「円山公園」観察会
- 05/09 報告 「手稲本町市民の森」観察会
- 05/22 報告 「紋別岳」観察会
- 05/23 報告 「屯田防風林」観察会
- 05/29 報告 「医療大学」観察会
- 05/29 報告 「小樽海岸自然探勝路」観察会
報告 「たんのカタクリの森」観察会
開催日 | 2010年05月03日(月・祝) ~5月6日(水) |
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観察地 | 北見市端野町 たんのカタクリの森 |
テーマ | 分布東限近くのカタクリ |
今年は低温が続き遅い春の訪れ、2日の下見でも、わずかな開花数。 2日から急上昇した気温のお蔭で、観察会にあわせたように一挙に開花。 例年より開花数が多い状態となりました。 図書館で、端野カタクリの秘密や保護のこと、観察の注意などを理解して貰う。 その後現地へ移動、キジムシロ、キタミフクジュソウ、ツルネコノメソウ、チシマネコノメソウ、アズマイチゲ、ミヤマスミレを見ながら群生地へ。 まず、足元の小さい葉や一年生(実生)を確認してから観察。 初めての方も多く、開花したばかりの初々しいカタクリを見て歓声を上げてました。 フクジュソウとキタミフクジュソウの違いや、エゾエンゴサクの葉の多様性を実際に比較して興味津々でした。 子ども達も楽しんでいたようです。 陽気に誘われて1.2mほどのアオダイショウが出現、ぶら下げて見て貰うハプニングもありました。 (そのときの参加者はラッキー?) 期間中雨にも遭わず無事終了、最大の功労者?は、観察会に焦点を合わせたような天候かもしれません。 (翌日は雨でした) 観察できた花(文中記載以外、期間中開花も含む) フキノトウ、エンレイソウ、ミヤマエンレイソウ、キタコブシ、ニリンソウ、セイヨウタンポポ、サッポロスゲ、トクサ、ナニワズ |
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端野のカタクリの秘密は 保護の訳などを説明。 |
チシマネコノメソウ |
キバナノアマナとエゾエンゴサク |
花を見る前に足元をヨーク見てください 実生の一年生や2・3年の小さな葉たちです。 |
実生 ミ帽子を被ったぴかぴかの一年生 |
花びらの先がまだ着いていて別の花みたいです。 急な暖気で慌てて開いたためでしょうか |
嬉しそうなカタクリ 待って待って一緒に開きました。 |
通路の真ん中に咲くカタクリ きれいに撮ってあげるね |
先に行かないで これから会員手作りの階段を下ります。 |
私もカメラマン 小さなナニワズにズームイン |
エゾエンゴサクの葉の展示会 同じ種(しゅ)に見えますか? |
針のように細い葉の個体から 丸い葉の個体まで皆同じエゾエンゴサクです |
2010年5月3日