2008年5月の行事一覧
- 05/02 報告 カタクリ観察会
- 05/03 報告 「旭展望台」観察会
- 05/04 報告 「道庁・植物園」観察会
- 05/10 報告 「春の手稲山」観察会
- 05/11 報告 「春の円山公園」観察会
- 05/11 2008年度地方研修会1西岡公園
- 05/17 報告 季節による植物の変化を楽しもう
- 05/17 報告 「濃昼山道」観察会
- 05/17 報告 「春の紋別岳」観察会
- 05/18 報告 モエレ沼公園の桜の森とイサム・ノグチ
- 05/18 報告 「春の錦大沼」観察会
- 05/24 報告 「谷藤川渓谷」観察会
- 05/25 報告 「屯田防風林」観察会
- 05/31 報告 「半月湖」観察会
2008年度地方研修会1西岡公園
開催日 | 2008年05月11日(日) |
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観察地 | 札幌市豊平区 西岡公園とその周辺 |
テーマ | イバラトミヨなどの雑魚の生態を通して水環境を考える |
雑魚の調査・研究をされている桑原禎知さん(水中写真家・酪農学園大学非常勤講師)を講師に迎え、研修会を開催しました。 今から約100年前に作られた貯水ダムによって形成された半人工湿地(西岡湿原)があり、その上流には自然の氾濫原が残されています。 その昔北海道の湿地に数多く生息した雑魚の様々な生態が現在でも見られる貴重な生息地になっています。 今回は生息するイバラトミヨの繁殖期の興味深い生態を観察しました。 巣を守るオスが他のオスやヤゴなどが近づくと追い払う行動、鰭を使って水を巣の中に送る様子などを観察できました。 また巣の形状も近くからよく見ることができました。遮断された池での繁殖は、水の増水時にしか他の池や川に移動できないので、干上がってしまうと全滅の危機に陥るが、逆に天敵などが少ない利点があることなどの説明をうけました。 そのほか、木道が原因とみられる湿原の乾燥化、飼いきれなくなったペットの放流など自然と人間とのかかわりにおける西岡公園の課題を学ぶことができました。 |
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始めます これから水の中の世界へ参ります |
カワシンジュガイ サクラマスが遡上していた証拠です |
沼です イバラトミヨが繁殖しています |
男はつらいよ 巣を守るイバラトミヨの雄です |
?エゾホトケの卵 |
ほら よく見て エゾホトケの卵を観察 |
2008年5月11日