2013年6月の行事一覧
報告 「初夏のウトナイ湖」
開催日 | 2013年06月01日(土) |
---|---|
観察地 | 苫小牧市 ウトナイ湖周辺 |
テーマ | 草花・夏鳥 |
今年は植物の季節が少し遅れていてシロバナノエンレイソウやカラマツの花などを観察することができました。 木本ではカラマツ・エゾヤマザクラ(終盤)・ヤチダモ・シラカンバ・イヌコリヤナギ(終盤)・チョウセンゴミシなど。草本ではヤマドリゼンマイ・コウヤワラビ・ヒメシダ・ミヤマベミシダ・オシダ・シロバナノエンレイソウ・セントウソウ・ヒメイズイ・オオアマドコロ・エンコウソウ・アオスゲ・ヒカゲスゲ・ヤラメスゲ・ベニバナイチヤクソウ・クサノオウ・ムラサキケマン・キジムシロ・ミツバツチグリ・コンフリー・ミミナグサ・オオヤマフスマ・エゾタンポポ・セイヨウタンポポ・シロバナスミレなど。野鳥ではセンダイムシクイ(S)・ウグイス(S)・キビタキ(S)・ノビタキ・オオルリ♂♀・トビ・ハシブトガラスなど。動物ではキタキツネが産卵期の大きな鯉をねらって湖の縁をウロウロする姿を観察することができました。爬虫類では少し珍しいジムグリ。両生類ではエゾアカガエル・ニホンアマガエルなど。魚類ではコイ。昆虫ではクロヤマアリ・エゾアカヤマアリ・ハンノキハムシ・ミズスマシ・アカイロマルノミハムシなど。エゾアカヤマアリのコロニーには無数のアリがいて参加者は歓声をあげて観察していました。「札幌の昆虫」図鑑を持参した8歳と6歳の子供がいて昆虫、特にハムシに精通していて教わることが多く将来有望と感じました。天候に恵まれ、途中でお弁当をひろげて歓談し楽しい観察会となりました。 |
2013年6月1日