2023年5月の行事一覧
「精進川観察会」春バージョン観察会
開催日 | 2023年05月14日(日) |
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観察地 | 札幌市豊平区 |
テーマ | 生物多様性について考えてみよう |
参加者 一般9名、指導員3名 天候 晴れ 今年度のテーマは「生物多様性について考えてみよう。」の春バージョンで、春ならではのプログラムを企画し、事業協力として、札幌市博物館活動センター学芸員、山崎真美氏と、NPO法人「人まち育てI&I」の会員、宇久村三世氏を講師としてお招きしました。「今回の観察会では、サクラが咲き残る若葉の頃の観察会ならではの植物を観察することができました。道央地域より南に分布するとされるミツバアケビやウワミズザクラも間近で触って観察できました。精進川沿いの歩道は、札幌の街の基盤となった扇状地の地形を併せて見ることができるとても良いコースだと思います。今後も年間を通して植物にもっと近づいて観察してみて下さい」と、山崎氏から感想をいただきました。 「気温が20度を超えた、晴天の中での精進川観察会。私は野草の料理を担当させていただきました。ペスト(ジェノベーゼ)、味噌和え、油炒め、醬油麹和え、お茶などを出しました。灰汁抜きに時間がかかるものは、薄くスライスして流水に晒すなどの工夫を施しました。定番の天ぷらも美味しいのですが、胃腸に負担がかかるため、ぜひ参考にしていただけたらと思います。ご参加いただいた皆様有難うございました。」と、宇久村氏から感想をいただきました。 前回同様、参加者の感想文を一部抜粋して記載します。 ・生命力の強い外来種に負けないよう、小さな植物がこれからものびのびと生きてほしいと思います。 ・雑草と言われる草花にも、各々の存在感があり、各々の生き残る理由や、生き残り方があって感動しました。 ・人に、地球に、やさしい環境を保つためには、色々な相互作用が必要だと思うので、守っていかなければいけないことだと思います。 以上になりますが、皆さん自然に対する関心の高さがうかがえる観察会となりました。 報告者 鈴木ユカリ |
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2023年5月14日