北海道自然観察協議会は自然観察指導員の集まりです。

北海道自然観察協議会

 

2019年10月の行事一覧

「晩秋のウトナイ湖」  

開催日 2019年10月27日(日)
観察地 苫小牧市 ウトナイ湖周辺
テーマ ハクチョウ(渡り鳥)の観察と森の散策
紅葉は盛りを過ぎた時期でしたが、コナラはきれいに赤褐色に染まっていました。ナラ類の葉・果実・分布などを比べました。マユミの果実がピンク色になり、メジロが赤い種を食べるそうです。 湖畔出ると、今日は湖の中央付近にいたマガンやハクチョウの集団を望遠鏡でよく見えました。ハクチョウ・ガン類・カモ類・カモメ類について話しました。たまたま、鳥に詳しい参加者がいたので、補足をしてもらいました。オジロワシが一羽、飛んでゆきました。道の駅のそばにギンドロが生えていました。葉裏の綿毛の白と、根元にあったオオヨモギの葉裏の毛を見せました。周辺にはハンノキがよく生えています。来春用の雄花・雌花のもとを示し、ガンが戻ってくる頃咲きます。細菌と共生して根には根粒があり、マメ科と同様に空気中の窒素を取り入れることの出来る樹木です。そのほか、ツルウメモドキ・チョウセンゴミシ・ツタなども取り扱いました。
2019年10月27日