2023年10月の行事一覧
- 10/01 「国際海岸クリーンアップ」観察会
- 10/14 「サケの遡上」観察会
- 10/14 屯田防風林の秋の紅葉と木の実観察会
- 10/15 「秋の旭山」観察会
- 10/15 「秋の錦大沼」観察会
- 10/15 「長橋なえぼ公園」観察会
- 10/22 「晩秋のウトナイ湖」観察会
「国際海岸クリーンアップ」観察会
開催日 | 2023年10月01日(日) |
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観察地 | 石狩市 |
テーマ | プラスチックゴミと石狩の自然について考えよう |
参加者 一般4名、指導員5名 天候 晴れのち雨 集合場所は海岸から1キロ離れた、防災広場という芝生が広がる公園。ここから石狩海岸の重要な自然要素であるカシワ天然海岸林の林縁を観察しつつ砂浜へ向かう。カシワ・ミズナラ・イタヤカエデや草本類を観察。海辺に出ると広大な砂浜が見えるが、貴重な植生である海岸草原が果て無く続く。そこには海浜植物の原生群落が溢れている。さて、本題の海岸クリーンアップ活動は、スタッフが砂浜に事前に区割りを設定。一人当たり幅1.5m、長さ30mの面積のゴミ拾い。意外と少ないゴミなので、5分ほどで大方全員がゴミ拾い出来た。 そこに予想外の激しい雨。スタッフの車に避難して様子を見るが、重要な細かい分別とそのゴミの数のカウント作業の為に、弁天歴史公園の屋根のある休憩施設に許可を得て移動。そこは屋根もベンチもテーブルもあるので、非常に便利な場所だった。国際基準の分別は、実に45種類。それが記されたカードの場所に拾ったゴミを全員で選別して、さらにその数をみんなでカウントしていく。拾ったゴミはずいぶん少なく感じたが、この分別・カウント作業を考えると、時間的にちょうどよい位だった。今回のスタッフ含め10名ほどの活動は、意思疎通もしやすく、全員で考え、全員で作業ができた一体感があり、大変良かった。 拾ったゴミは圧倒的にプラスチック系が多く、放っておくとこれらはやがて劣化分裂してマイクロプラスチックとなる。改めて海岸のゴミの問題の深さを認識した。 報告者 安田秀司 今回の観察会は「北海道e-水プロジェクト」の支援を受けて実施したことを報告します。 鈴木ユカリ |
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2023年10月1日